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2026.10.16

「受託の仕事、どうすれば取れる?」SES中心の会社が、一度断られたお客様から依頼をもらえた話

こんにちは、Good Labの羽田です。

「受託開発って、なんだか難しそう…」

「どうやったら、お客様から次の仕事を任せてもらえるんだろう…」

SES営業や会社を経営していると

そう感じたことがある方もいるんじゃないでしょうか。

うちはもともとSESをメインにやってきた会社ですが、

最近、受託の案件も少しずつ進めています。

今回は、その受託案件がどうやって生まれたのか。

そして、お客様から信頼していただき、

次の仕事につなげるために何を意識しているのかを、

現役でコードを書いている僕の立場から話していきます。

受託に限らず、

「仕事を任せてもらえる人」になるための話でもあります。

1. 一度断られたお客様から、また声がかかった

きっかけは、1年ほど前にさかのぼります。

当時、社内で「kintoneのカスタマイズ支援をやっていこう」という動きがありました。

テレアポから始めて、

「御社で、何か困っていることはありませんか?」

と、お話を伺うところから入っていたんです。

今回依頼をいただいたお客様も、そのときにお話しした一社でした。

ただ、当時は「別のシステムを作りたい」というお話で、

求められるレベルもかなり高かった。

正直、当時のうちの規模では対応できないと判断して、

結局、契約には至りませんでした。

転機が来たのは、先月ごろ。

そのときの担当者の方から、ふと電話がかかってきたんです。

「最近、忙しい?」

「ぼちぼち頑張らせてもらってます」

そんな会話のあとに、

「一度、うちに来て話を聞いてほしい」と声をかけていただきました。

話を伺ってみると、

今度はまさに、当時お話ししていたkintoneまわりで困りごとがある、と。

そこから、今回のご支援が始まりました。

そのときはうまくいかなかった商談も、

ちゃんと「縁」として残っていたんです。

いまでは「別の仕事もお願いしたい」と言っていただいていて、

ここからさらに広げていけそうな手応えもあります。

2. 受託は「読み解くスピード」が勝負

とはいえ、受託の仕事は簡単ではありません。

入ってすぐに、「これをお願いしたい」と依頼が来ます。

お客様が使っているツール。

動いているシステム。

それがどういう設計になっているのか。

そのあたりを、本当にスピード感を持って読み解いていかないといけない。

仕様を理解して、

それを実装に落とし込んでいく。

ここは、かなり大変でした。

もう一つ。

作業を進めるうちに、方針を切り替えないといけない場面も出てきます。

今回も、お客様が指定した方法でいけるだろうと思って進めていました。

でも、進めていくうちに「これじゃうまくいかない」と分かったんです。

そこから、

「これでいけるか?」

「あれならどうか?」

と頭をフル回転させて、試行錯誤。

最終的に、お客様が望んでいるものを形にすることができました。

この経験を通して、改めて思ったことがあります。

いかに早くキャッチアップできるか。

これは受託に限らず、

「仕事を任せてもらえるかどうか」に直結するんだと。

3. キャッチアップを早くするために、僕が意識していること

じゃあ、どうすればキャッチアップが早くなるのか。

やっぱり一番は、経験です。

どれだけ修羅場を乗り越えてきたか。

これは正直、大きいと思います。

ただ、ただ場数を踏むだけではありません。

いろんなプロジェクトに参画するなかで、

「どれだけ早く成果を出せるか」を意識して動く。

そのためには何をすればいいかを、自分で考えて動く。

そうやっているうちに、

この力は身についていくんじゃないかと思っています。

あえて、スピードが問われる現場で経験を積む。

これも一つの手です。

自分の価値や、できることを広げていくうえで、

そういう環境は、決して悪くないと思います。

4. SESの会社が、受託を持つ理由

ここで、よく聞かれる質問があります。

「SESがメインなのに、なんで受託もやってるんですか?」

理由は、大きく2つあります。

一つ目は、「育てられる環境」を作るためです。

自社で案件を持っていれば、

開発経験があまりない人でも、参画できる可能性が出てきます。

たとえば、組み込みからWeb系に移りたい人。

こういうスキルチェンジの場合、

市場では「未経験」扱いになってしまうので、

いきなり外の案件に入るのはなかなか難しい。

でも、自社に受託案件があれば、

そこで経験を積んでもらいながら、ちゃんと育てていけるんです。

二つ目は、「ポジションの幅」を広げるためです。

受託で複数のプロジェクトが走れば、

それを管理する人が必要になります。

これまでSEとして動いていたメンバーが、

次はPLやPMとして働いていける。

そのポジションを自社で作れるのは、大きな強みだと思っています。

もちろん、大変な面もあります。

上流からテスト、運用まで。

そのすべてを自社のメンバーで担わないといけない。

でも、それを作り上げられたら、

メンバーそれぞれが、それぞれのポジションで経験を積める。

いろんな人にとってメリットがある環境になる。

だから僕は、受託をちゃんと確保して、広げていきたいと思っています。

5. 成果を「見える形」にして、次の仕事につなげる

今回の案件で、僕が意識していたことがもう一つあります。

それは、「やったことの効果を、見える形にする」ことです。

お客様の担当者の方は、

「この案件でどれだけ改善できたのか」を、経営者に説明しないといけない。

そこで、実際にどれくらい工数を削減できたのかを僕の方で算出して、

お客様に見ていただくこともしていました。

システムを作って終わり、ではなくて、

お客様の負担まで減らす。

そこまでやってはじめて、「次もお願いしたい」と思ってもらえるんじゃないかと思うんです。

工数が削減できた。

悩みが解決できた。

そういう結果を残せれば、お客様にも満足していただける。

そして、「この会社なら任せられる」という信頼が生まれて、

次の案件につながっていく。

地味ですが、

信頼はこういう積み重ねでしか生まれないと思っています。

最後に

今回は、受託開発についてお話ししました。

いかにお客様から信頼していただき、

いろんな仕事を任せてもらえるか。

そこにつながるのは、

早くキャッチアップすること。

そして、結果をきちんと届けること。

その積み重ねだと思っています。

Good Labでは、SESだけでなく、

受託を通して育てられる環境も整えています。

「スキルチェンジしたい」

「もっと開発のスキルを伸ばしたい」

そういった方も、

まずお気軽にご相談ください。