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2026.05.22

【SES】なぜプロジェクトは遅延するのか?現場で起きていた“負の連鎖”の話

こんにちは、Good Labの羽田です。

今回は少しリアルな話をします。
テーマは「プロジェクト遅延」。

エンジニアとして働いていると、一度は経験するであろうこの問題。
僕自身も、過去に何度か経験してきました。

今回はその中でも、特に印象に残っているプロジェクトをもとに、
「なぜ遅延が起きたのか?」そして「現場で何が起きていたのか?」をお話しします。

プロジェクト遅延って実際あるの?

結論から言うと、あります。

しかも1回や2回ではなく、複数回経験しています。

ただ、振り返ってみると「たまたま起きた」のではなく、
必ず原因が積み重なって起きていると感じています。

遅延の原因って何なのか?

よくある話として「スケジュールが厳しかった」で片付けられがちですが、
実際はもっと構造的な問題でした。

原因①:リリース日が“先に決まっていた”

まず一番大きかったのがこれです。

  • 「この日までにリリースしたい」というお客さんの要望が先行
  • 開発側の見積もりが十分に詰められていない
  • それでもスケジュールは確定してしまう

つまり、

開発の現実ではなく、お客さんの希望だけでプロジェクトが進んでいた状態

でした。

さらに問題だったのが、見積もり自体もかなり甘かったこと。

  • 詳細な工数分解なし
  • ざっくりした感覚値ベース
  • 不確定要素を織り込めていない

結果として、半年後には

「これ、そもそも無理じゃない?」

という状態になり、大幅なリリース延期に繋がりました。

原因②:仕様がとにかく曖昧だった

開発を進めていく中で、もう一つ大きな問題が出てきます。

それが仕様の不明確さ

実際の現場ではこんなことが起きていました。

  • 「ここってどういう挙動ですか?」という質問が頻発
  • 回答待ちでタスクが止まる
  • 次の作業に進めない

この“待ち”が連鎖していきます。

さらに驚いたのが、質問の数。

  • 約2ヶ月で600項目
  • 画面ごとに20〜30件の不明点

しかもこれが開発初期ではなく、半年後に発生していた。

これはもう、遅延しない方が難しい状況です。

原因③:人が足りていなかった

そしてもう一つの大きな要因。

シンプルに人手不足でした。

最初は10人規模でスタートしたプロジェクトが、

  • フロントエンドだけで20人規模に拡大

という状態に。

ただし、ここでよくある誤解があります。

人を増やせば解決するわけではない

実際にはこうなります。

  • 管理コストが増える
  • コミュニケーションが複雑化
  • リーダーの負担が急増

現場では、

  • 開発しながら
  • 仕様を詰めながら
  • メンバーの管理もする

という“全部乗せ状態”になっていました。

品質はどうなったのか?

遅延が発生すると、必ず出てくる問題がこれです。

品質(QCDのQ)どうするの?問題

  • レビュー時間が削られる
  • とにかくスピード優先になる
  • 潜在バグが増える

テスト体制である程度カバーはできていましたが、

本質的には

「後でツケを払う構造」

になっていました。

その中で自分がやっていたこと

正直、状況としてはかなり厳しかったです。

その中で僕が意識していたのはシンプルで、

「詰まっているところを自分から拾いにいく」

という動きでした。

具体的には、

  • 仕様が整理しきれていない部分を自分で把握する
  • 担当画面の仕様をまとめて共有する
  • 負荷が高い人のタスクを巻き取る

いわゆる「待ちの姿勢」ではなく、

能動的にフォローしにいくスタンス

で動いていました。

結局、遅延の正体は何だったのか?

今回の経験を一言でまとめると、

遅延は単発ではなく、“連鎖”で起きる

ということです。

  • 要件が曖昧
  • 見積もりが甘い
  • スケジュールが先行する
  • 人員計画が崩れる
  • 管理コストが増える

すべてが繋がって、最終的に遅延になります。

最後に

プロジェクト遅延って、誰か一人の責任ではありません。

むしろ、

構造として遅延するようになっているケースがほとんど

です。

だからこそ、

  • 要件定義の精度
  • 見積もりの現実性
  • 体制設計

このあたりをどれだけ丁寧にやるかが、本当に重要だと感じています。

もしこの記事を読んでいる方の中にも、

  • 遅延プロジェクトを経験したことがある
  • 今まさに遅延している

という方がいたら、ぜひコメントで教えてください。

リアルな話、めちゃくちゃ参考になります。

ちなみに、現役エンジニア兼経営者の僕が
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